2022.11.29 (Tue)
文産会館に新たな美術品がやってきました!

秋も深まり、美しい景色を作り出している紅葉も散り始めました

冬の近づきを感じます。
さて、先月滋賀県立陶芸の森から文産会館にやってきた、新たな美術品2点はもうご覧いただきましたか

正面玄関から入ってすぐに設置されているのは、
桝本 佳子さんの「馬/壷」という作品。


桝本さんは滋賀県の信楽で制作活動をされています。
http://keikomasumoto.main.jp/
そして、会館の中庭に設置されているのは、
田中 哲也さんの「響器-HIBIKI」。
中が空洞になっており、音が響きます。


田中さんは滋賀県野洲市に常設のギャラリーを開設されており、この度、令和4年度滋賀県文化奨励賞を受賞されました


https://tetsuya.official.ec/
新たな美術作品の仲間入りを機に、緑のロビーの書籍コーナーもリニューアル


滋賀県の魅力ある文化をご紹介しています

ご来場の際はぜひ美術作品や書籍コーナーにもご注目ください


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2022.08.27 (Sat)
鳩の音楽会2022(共催・制作)の取材対応を行いました!

先日に引き続き、今日も公演の取材対応の様子をレポートします

今回ご紹介するのは、8月22日にしがぎんホールで開催した「鳩の音楽会2022」の取材対応について。
「鳩の音楽会」は、平和堂財団芸術奨励賞の受賞者のお披露目公演。
昨年度(2021年度)より当会館が受託し、しがぎん経済文化センター様にもご協力いただきながら、共催として公演の制作・運営を行っています。
「鳩の音楽会2022」は、2021年度の芸術奨励賞3名と歴代受賞者よりゲスト2名を迎え、高槻現代劇場(11/11・高槻市)、ひこね市文化プラザ(11/12・彦根市)、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(11/13・大津市)の3会場で開催いたします

今回の取材対応では、宮本江里佳 さん(オーボエ)と吉延佑里子 さん(フルート)にご出席いただき、主催者から平和堂財団の活動のついて説明があった後、出演者のお2人からは公演への想いや意気込みなどが語られました。

ここで一部ご紹介したいと思います




今回の受賞者はオーボエ、フルート、ソプラノとすべて高音の楽器ということに着目して、プログラムを相談しました。
ソロで演奏するブレヴィーユ作曲の「オーボエとピアノのためのソナチネ」は、1楽章の爽やかな雰囲気が一部に演奏するのにふさわしく、また2楽章では存分にオーボエの魅力を発揮できると思い選曲しました。
演奏される機会は少ない曲ですが、長年挑戦してみたいと思っていた曲でもあります。
演奏機会が少なくても魅力的な曲が世の中にはたくさんあるということを皆さんに知ってもらえれば嬉しいです。
他にもアンサンブルで様々な曲を演奏しますが、そのどれもがそれぞれの世界観がしっかりとした曲なので、例えば美術館で想像を膨らませながら絵を鑑賞するように、私たちの演奏する音楽を通してその曲がもつ世界観を自由に想像していただきたいと思っています。


オーボエ、フルート、ソプラノという珍しい組み合わせということもあり、受賞者3人と公演監修の若林かをりさん、制作のみなさんと何度も話し合いを経てプログラムを組みました。
今回ソロで演奏するリヴィエ作曲の「ソナチネ」は、初めて演奏する曲です。
学生時代は分かりやすい曲が好みでリヴィエの曲は食わず嫌いのように避けていましたが、年齢を重ねるにつれて好みが少しずつ変化し技術力も上がってきたことで、今挑戦してみたいと思い選曲しました。
普段クラシックに親しみがあるというわけではない人に対しても、このコンサートが懸け橋になるように、まずは”美しい演奏”を目指したいと思っています。
珍しい組み合わせのアンサンブルも演奏しますが、それぞれの少しずつ違う雰囲気を楽しんでいただけると嬉しいです。
他にも、都合が合わず取材対応にはご出席いただくことが叶わなかった𦚰阪法子さんは、そのコロラトゥーラの歌声を存分に味わうことができるオペラアリア(ベッリーニ/歌劇「夢遊病の女」より“ああ、信じられない”、オッフェンバック/歌劇「ホフマン物語」よりオランピアのアリア“森の小鳥はあこがれを歌う”)や、ソロでは無伴奏曲である早坂文雄作曲の「春夫の詩に拠る四つの無伴奏の歌より“うぐひす”」を選曲。
受賞者のみなさんが各々の魅力を存分に発揮できるような意欲的なプログラミングが並びます。
現在、入場整理券の申込みを受付中

3名の輝く姿を、ぜひ会場でお楽しみください

また、彼女たちの今後の活躍にもご注目ください











平和堂財団芸術奨励賞受賞者演奏会シリーズvol.25
Peace with Music, Music with Pigeon
鳩の音楽会2022
11月11日(金) 高槻現代劇場 中ホール
12日(土) ひこね市文化プラザ エコーホール
13日(日) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール【ライブ配信あり(無料/事前申込不要)】
※各公演とも15時開演(14時開場)
<出演>
~2021年度芸術奨励賞受賞者~
宮本 江里佳 Erika Miyamoto(オーボエ)
吉延 佑里子 Yuriko Yoshinobu(フルート)
脇阪 法子 Noriko Wakisaka(ソプラノ)
~ゲスト出演(これまでの芸術奨励賞受賞者)~
久津内 瞳 Hitomi Kutsunai(ピアノ/2014年度芸術奨励賞受賞者)
武田 優美 Yumi Takeda(ピアノ/1995年度芸術奨励賞受賞者)
~司会~
空井 仁美 Hitomi Sorai(グランスノー奥伊吹ゲレンデDJ)
<公演監修>
若林 かをり Kaori Wakabayashi(平和堂財団芸術奨励賞選考委員/2006年度芸術奨励賞受賞者)
<プログラム>












※公演内容等に変更が生じる場合がございます。
<応募方法>


普通ハガキ(63円)に「希望する公演日、郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、希望枚数(1枚または2枚)」を明記し、下記までお送りください。
〒520-0041 滋賀県大津市浜町1-38 しがぎん経済文化センター「平和堂財団 鳩の音楽会」係
※料金不足のハガキの受け取りはできません。
※応募はハガキ1枚につき、2名までとします。ハガキ複数枚でのお申し込み、複数公演のお申し込みはご遠慮ください。


平和堂財団ホームページ 鳩の音楽会専用ページ内(https://heiwado-z.jp/news/3314.html)のフォームからお申し込みください。
※応募は1名につき1回までとします。複数回数のお申し込み、複数の公演お申し込みはご遠慮ください。
<抽選結果>
入場整理券の発送をもって当選発表にかえさせていただきます。(10月5日頃発送予定)
コンサートと同内容の無料ライブ配信(11月13日15:00開始予定/事前予約不要)もお楽しみください。
<締切>
2022年9月20日(火)【消印有効(ハガキ)/23:59まで(WEB)】
※公演お申し込みの際に取り入れた個人情報は、本公演及び平和堂財団が主催する事業に関するご案内以外には使用いたしません。
https://www.s-bunsan.jp/event/18652.html



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2022.02.15 (Tue)
2022年度ラインアップ発表を行いました!
先日(2/10)、令和4年度の自主事業のラインアップ発表を行い、併せて大阪音楽大学と連携・協力を締結したことを報告しました。
びわ湖ホール館長でびわ湖芸術文化財団の理事長の山中隆は、「コロナ禍にあってもびわ湖ホールと文産会館は、互いの良い所を取り入れながら舞台芸術の灯絶やさない」
文化産業交流会館館長の竹村憲男は、「芝居小屋『長栄座』公演等により“伝統文化”の普及・振興に貢献したとして、総務大臣から『地域創造大賞』をいただいた。今後も古典芸能を事業の柱に据えて取り組む。」と述べました。
また、当館舞台芸術アドヴァイザーで京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子氏は、「古典芸能と聞くとどこか気後れしてしまう人が多いかもしれないが、長栄座事業は、ここでしか成立しない構成のもの。古典芸能は日本人の心であり何かしらのきっかけですっと心に染みわたるもの」
さらに、大阪音楽大学特任准教授で当館の子どもたちに向けた育成プログラム等の講師を務める片岡リサ氏は、「大阪音楽大学は邦楽専攻の学生だけでなく他の学科の生徒も関わっていけるような関係性を築いていければ」と今後の抱負を語りました。
令和4年度のシーズンも文化産業交流会館の事業をどうぞよろしくお願いします。

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2021.12.10 (Fri)
令和3年度滋賀県次世代育成ユースシアター事業

ついに12月となり、2021年も残り1か月を切りましたね

文産会館の12月といえば、
地域や世代を超えて出会う仲間とともにひとつの作品を創造する「滋賀県次世代育成ユースシアター」

6年目の開催となる今年は、県内在住の小学生から高校生までの25名が集い、
ロシア人児童文学作家サムイル・マルシャークの戯曲『森は生きている』を音楽劇として上演します


舞台は大晦日。
わがままな女王様がお城の新年を飾るため、4月にしか咲かない“マツユキソウ”を今すぐ探し出し城に持ち帰るように、という無理なおふれを出したことからストーリーが展開していきます。
この戯曲は実写映画やアニメ映画、ミュージカルなどにもなっており、
林光(2012年没)作曲のオペラ版は、びわ湖ホールでも20年にわたって上演され、根強い人気を誇っています


公演まで残り約10日。
お稽古も毎日行っています


写真は、台本を片手に、立ち位置やお芝居などの確認中

休憩時間はワイワイ楽しく遊んでいるみんなですが、
ひとたびお稽古が始まれば、演出チームの問いかけに意見を交わしたり、逆に演技に対する疑問を演出チームにぶつけたりと、
その熱意と集中力は目を見張るものがあります


そんな焚火を思わせるような彼ら彼女らがお贈りする音楽劇『森は生きている』は、
2021年12月19日(日)開催です


年の瀬も近づくこの時期にピッタリなお話

ぜひ、原作もチェックの上、ご来場ください






























令和3年度滋賀県次世代育成ユースシアター事業
音楽劇『森は生きている』
2021年12月19日(日)14時開演(13時30分開場)
滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール
【チケット】500円(自由席)
※3歳以上有料
https://www.s-bunsan.jp/event/17425.html



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2021.11.14 (Sun)
ストローで作る「魔法の笛」

前回ご紹介した
文化芸術×共生社会フェスティバル「ぶんさん0歳児からのコンサート」の開催まで
残り1週間+少しとなりました

この公演にご出演いただく"大阪交響楽団メンバーによる特別アンサンブル"が開設されている
「あつまれ!音楽探検隊」というYoutubeチャンネルがあります。
そのチャンネルに
【あつまれ!音楽探検隊】Part.2 雑貨de楽器 ストロー笛編
という動画があったので、中の人も作ってみました

用意するのは、たったの3つ








です。
作り方はとっても簡単


折れるストローの場合は、ギザギザ(折れるところ)ではないところを使用します。



ストローの長さで音の高さが変わります!
短い→高い音

長い→低い音


吹いたときに息が漏れないようにテープで穴を塞ぎます。

セロハンテープをつけるだけでは穴をふさぐのが難しかったので、
中の人は、先端を折り曲げてからセロハンテープで固定してみました



今回は5本にしてみました

先端を折っていないほうが吹き口です。
吹き口の高さを合わせます

紙に等間隔の隙間をあけてセロハンテープで固定して、
完成です



音はまるで、「ぶんさん0歳児からのコンサート」(11/23)でも演奏される
モーツァルトのオペラ「魔笛」に登場する"魔法の笛"のよう

とっても簡単に作れるので、みなさんも是非チャレンジしてみてください

今回参考にした動画はこちら


【あつまれ!音楽探検隊】Part.2 雑貨de楽器 ストロー笛編
https://www.youtube.com/watch?v=lCkeZhifG5g&t=14s










文化芸術×共生社会フェスティバル
ぶんさん0歳児からのコンサート
2021年11月23日(火・祝)
滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール
一般 2,000円/青少年(25歳未満) 1,000円
※3歳以下のお子様は無料で膝上鑑賞をしていただけます。(席が必要な場合は有料)
ベビーカー・車椅子のままご鑑賞いただける席もあります!
※会館窓口のみ販売(電話予約可)





中嶋康子 Yasuko Nakajima(ソプラノ)
小林久美子 Kumiko Kobayashi(メゾ・ソプラノ)
島影聖人 Kiyohito Shimakage(テノール)
迎 肇聡 Tadatoshi Mukai(バリトン)


<ヴァイオリン>
里屋幸 村上慈 江川菜緒 江口純子 瀬田ひとみ 中村公俊
<ヴィオラ>
南條聖子 原田詩穂
<チェロ>
大谷雄一
<コントラバス>
大槻健太郎
<フルート>
奥本華菜子
<オーボエ>
津末佐紀子
<ホルン>
小曲善子
<打楽器>
髙鍋歩


グラン!デパール ~あつまれ!音楽探検隊~
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
オー・ソレ・ミオ
踊おどり明かそう(ミュージカル「マイ・フェア・レディー」より)
はらぺこあおむし
オペラ《魔笛》ハイライト
ほか
詳しくはこちら

https://www.s-bunsan.jp/event/17051.html




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