fc2ブログ
03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2024.03.06 (Wed)

令和6年度事業ラインアップを発表しました!

いよいよ今年度も残すところ1か月。
今年度は35周年という記念イヤーで、3本の記念事業(「スティーヴ・ライヒ/ドラミング~湖国が生んだ打楽器奏者の協演~」「佐渡裕指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ演奏会《ブラスの祭典☆2023》」「藤原道山 尺八コンサート 雙 -so-」)をはじめ、様々な事業を展開し、お陰様で多くのお客様にご来場いただくことができました


令和6年度、県立文化産業交流会館は、「“北の近江”を盛り上げよう!」をキャッチフレーズに、どなたも身近に文化芸術に触れていただき、「文化の力」で地域を元気にする様々な事業を予定しています!

去る2月27日(火)、「滋賀県立文化産業交流会館 令和6年度事業ラインアップ発表」を行いました。

当日は、
昨年10月、「長栄座」事業とその関連事業に助言いただく舞台芸術アドバイザーに就任した小林昌廣さん、
滋賀県の「北の近江振興プロジェクト」の一環として県から受託し、企画・開催する「北にきゃんせ音楽会」に出演いただく、片岡リサさん、
この音楽会の出演とともにコーディネートいただく吉澤延隆さん、
昨年12月に連携・協力協定を締結した「シエナ・ウインド・オーケストラ」の運営法人ジャパン・シンフォニック・ウィンズ事務局長の髙澤芳郎さん
の県北部を盛り上げる次年度の3つの新事業の関係者4名と、
当館館長、総括プロデューサー、事業課兼舞台技術課長が出席し、
令和6年度事業の概要説明や抱負等を発表しました。


ここでは、内容を一部抜粋してご紹介します!



竹村館長

今年度、開館35周年を迎え、お陰様で3つの周年事業も盛況のうちに終えることができた。
本日は、滋賀県の北部地域を盛り上げる次年度の3つの新事業を紹介させていただく。

まず一つ目はイベントホール内に芝居小屋を再現し開催する「長栄座」公演。令和6年度で14年目を迎える。創設当初から外部から専門家を招き、長栄座でしか観ることのできない古典芸能の自主制作公演を行っている。この度、「長栄座」公演の舞台芸術アドバイザーに幅広い知見をお持ちで独特の[身体論」を展開される小林昌廣氏を迎えた。小林アドバイザーのもと、湖北地域の資源を活かし、『湖北百景』と題して3年計画の古典芸能公演を作り上げる。

二つ目は今年度から県が立ち上げた「北の近江振興プロジェクト」の一環として開催する邦楽専門集団「しゅはり」の演奏を通して、北部地域の魅力を地元の方や県外の方に伝えていく。事業名は地元の方言を使い、「北にきゃんせ音楽会」とし、「どうぞ北部へお越しください」という思いを込めている。

三つ目は昨年12月に締結した連携・協力協定により、令和6年度から毎年シエナメンバーにお越しいただき、北部地域の中高生らにプロの吹奏楽演奏を間近に聴いていただいたり、体験していただいたりする。
令和6年度もどなたにも身近に文化芸術に親しんでいただけるラインアップに努めた。「文化の力」で北部地域を盛り上げていきたい。


小林昌廣 舞台芸術アドバイザー

昨年10月から舞台芸術アドバイザーに就任。古典芸能やコンテンポラリーダンス等の批評や研究、振付等をしていたこともあり、お話をいただいた。湖北地域には竹生島をはじめ様々な芸能があるので、「長栄座」を通して紹介していきたい。

全国にはもともとあった劇場を再現して芸能を行っているところはいくつかあるが、その中でも「長栄座」はある限定された期間のみ現れるというところに興味を持っている。

5月に制作発表を行いその際に詳細を説明するが、初年度は「竹生島」をテーマに上方舞と落語を中心とした演目、二年目は「余呉の羽衣伝説」からヒントを得て能を中心とした芸能、三年目は「十一面観音」をテーマに声明等宗教儀礼に関わり芸能的に扱われているものを取り上げていきたいと思っている。

もともと井上靖著『星と祭』の影響でこの辺りに興味を持っており、このあたりの芸能にも関心があったため、アドバイザーを拝命した際は「やったな」と感じた。アドバイザーの名にふさわしくなるよう、努めていきたい。


片岡リサ 氏

私は文化産業交流会館が毎年開催する次世代育成プログラムを中心に関わらせていただいている。

最初は小学生を対象とした「古典芸能キッズワークショップ」に携わっていたが、ワークショップを卒業した子どもたちから箏を続けたいという意見が多数でてきたため「箏曲ジュニア・アンサンブル」が結成され、初年度から講師を務めている。併せて邦楽の演奏家を育てる大人対象の養成事業も実施しており、そちらも講師のひとりとして携わっている。文産会館に来れば子どもから大人まで箏、古典芸能について学べるのは文産会館の強みであり、一つの流派にとらわれず様々な流派の先生から様々な曲を学べるのも特徴の一つ。この流れの中で、キッズワークショップを卒業し、箏曲ジュニア・アンサンブルを経て、さらに箏を専門的に学ぶために音楽大学を受験し合格した子もおり、そういった人材がまた文産会館に戻ってきて今度は湖北の邦楽普及を担う人材になってくれることが期待される。自身もこういった次世代育成プログラムを通して邦楽の普及に貢献できればと思っている。

県内小中学校へアウトリーチとして出かける「和のじかん」のアーティストとしても活動しており、こういった様々な取り組みにより滋賀県内では邦楽に触れていただける環境になっているのではないかと思う。県内、関西、全国にこういった活動をしているホールがあることをアピールするお手伝いができればと考えている。


吉澤延隆 氏

「北にきゃんせ音楽会」のコーディネートを担当することになった。

片岡さんと同様、養成事業や「和のじかん」に携わっており、そういった経験を活かしてコーディネートをしたいと考えている。

9/21開催の小劇場公演に加え、米原市・長浜市内の2か所でミニコンサートとワークショップの開催を予定している。

施設名にもある通り「文化」と「産業」を結びつけることをコンセプトとし、この事業を通して改めて湖北の魅力を知っていただける機会としたい。

髙澤芳郎 事務局長(ジャパン・シンフォニック・ウインズ)

昨年12月に連携・協力協定を締結し、これから一緒に湖北地域を盛り立てていきたいと考えている。

その第一弾ということで、6/9にクリニック&コンサートを開催する。

「シエナ・ウインド・オーケストラ」は様々なユニットがあるが、「シエナ☆セブン」はできるだけたくさんの楽器を紹介できるようこの公演のために7人の精鋭で結成した新ユニット。

各プレイヤーのソロ演奏のほか、よくご存じのラヴェル作曲《ボレロ》を編曲し、各奏者が2つの楽器をそれぞれ担当して演奏する二刀流ボレロを予定している。どんな化学反応が生まれるか楽しみ。

その他、テナーサックスとトランペット、ピアノの美しい曲など、学生が聴きやすい曲を演奏予定。

公演の前の午前中には楽器クリニックを予定している。様々な場所でクリニックを経験している熟練した講師がたくさんいるため、今後、様々な学校を訪問してのクリニックなどもできればと考えている。


川島総括プロデューサー

令和6年度の事業は大きく分けて2つに分類することができる。
1つ目は、次世代の育成(子ども・青少年の育成、若手アーティストの育成)で、事業としては
古典芸能キッズワークショップ、箏曲ジュニア・アンサンブル、ぶんさん0歳児からのコンサート、「シエナ☆セブン」クリニック&コンサート、びわ湖ミュージックハーベスト、びわ湖ミュージックフォレスト
などがある。
2つ目は古典芸能で、事業としては、
「長栄座」公演、邦楽専門実演家養成事業
などである。
また、今年度から始まった「邦楽ミュージカル」(ユースシアター事業)は、全国的にも珍しい取り組みで、湖北を中心とした昔話を邦楽の音楽によるミュージカル仕立てで上演している。次世代育成と古典芸能を組み合わせた事業となっており、古典芸能に興味を持つ次世代を育てていきたい。
次年度の新シリーズ「びわ湖ミュージックコネクト」では、滋賀にゆかりがあり全国的に活躍するアーティストを紹介する。今回は「びわ湖ミュージックハーベスト」で講師も務めている玉井菜採さん(ヴァイオリン)と宮本妥子さん(打楽器)にご出演いただく。


登壇者からの事業説明や抱負の発表の後は、質疑応答を行い、記者発表を閉じました。

IMG_9564.jpeg
(左から、竹村館長、高澤芳郎さん、小林昌廣さん、吉澤延隆さん、片岡リサさん)


このことについて、取り上げていただきましたので、こちらもご紹介します

古典芸能など30事業を計画 24年度、滋賀県立文化産業交流会館:中日新聞Web
2024年2月28日
https://www.chunichi.co.jp/article/860320


令和6年度も多くの方に楽しんでいただける様々な事業を予定しています

どうぞご期待ください。

令和6年度年間プログラム_page-0002

令和6年度年間プログラム_page-0003

令和6年度年間プログラム_page-0004

令和6年度年間プログラム_page-0005

令和6年度年間プログラム_page-0006

令和6年度年間プログラム_page-0007

令和6年度年間プログラム_page-0008

令和6年度年間プログラム_page-0009

令和6年度年間プログラム_page-0012

令和6年度年間プログラム_page-0001


関連記事


ランキング 地域情報・近畿 部門に参加しています
11:00  |  日常
 | HOME |